2010.9.22 ASIAN KUNG-FU GENERATION@名古屋ダイアモンドホール
溜まりに溜まったライブチケット、捨てるのももったいないし、かといって持っておくだけなのももったいないと記録を始めます。
当時参加していたという人と出会えたら素敵。
まずは人生初のライブ。
2010.9.22(水)ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2010-2011
「VIBRATION OF THE MUSIC」
名古屋ダイアモンドホール
大学受験の差し迫った高校3年の秋。
人生初参加したのは大好きなアジカンのライブ。
一つ上の高校の先輩に誘われて、中学の頃から好きだったアーティストのライブに初めて参加。
後藤正文著「凍った脳みそ」でこのツアーの時メンバー間の仲も最悪で、このツアーが終わったら解散かという話もあったと書かれていた。
解散してないけど解散してたかもしれないし、見たいライブは見といた方が絶対いいと改めて思う。
当日のセットリストはこんな感じ
1 | 新世紀のラブソング |
2 | マジックディスク |
3 | 迷子犬と雨のビート |
4 | Re:Re: |
5 | 旅立つ君へ |
6 | ネオテニー |
7 | ループ&ループ |
8 | 青空と黒い猫 |
9 | 月光 |
10 | マジックディスク |
11 | ラストダンスは悲しみを乗せて |
12 | アフターダーク |
13 | N.G.S |
14 | 惑星 |
15 | アンダースタンド |
16 | 藤沢ルーザー |
17 | 君という花 |
アンコール | |
18 | リライト |
19 | ワールド ワールド ワールド |
20 |
新しい世界 |
田舎娘が学校帰りに急いで名古屋に向かい、電車の中で当時お気に入りの服に着替えてライブハウスに。
ライブ自体が初めてなので、Tシャツとかグッズを売っていることも知らず、手持ちのお金もなくて何も買わなかった。
帰ってきて母にその話をしたら、母親も若いころバンドの追っかけをしていたのですごい不憫がられたのを覚えている。
新世紀のラブソングのイントロのドラムだけが打ち込みで鳴り響き、メンバーが登場。徐々に生音に変わっていき、曲が始まる。
圧倒されて動けずにいた私を押しのけて周りの人が前に詰めかける。
その波の大きさにさらに圧倒されて、なんだかわからないけど泣いてしまったのを思い出す。
手を挙げて飛び跳ねる人たち、サビを唄う人、とにかく暑くてこんな服装で来たことを後悔するぐらい汗をかいた。
ちょうどこの日が中秋の満月の日で、月光をやるかもねなんて先輩と話していたら潔がピアノを弾き始めて月光が一気に好きな曲になったのも思い出。
思えばオレンジレンジと倖田來未に支配されていた田舎で育ち、たまたま父に勧められて聞いた「或る街の群青/鵠沼サーフ」でロックってこういうやつか!!!!と衝撃を受け、なぜか地元のTSUTAYAに一枚だけあったB面集「フィードバックファイル」を借り、1曲目の「エントランス」のイントロのギターにやられ、学校の居づらさとか、思春期独特の生き辛さとか、自分の嫌なところとか、そういうの全部救われた気持ちになっていた私にとってアジカンは完全にヒーローで
高校もアジカンのおかげで友達ができ、恋もして、自分でもバンドを組んだり、アジカンからたくさんの音楽を知ってMDを毎日聞き切れるわけないのに15枚ぐらい持ち歩いてた、そんな生活の中にこのライブはかなり衝撃を残していった。
帰りは大雨で雷がすごくてすごく疲れているはずなのに全然寝れなくて、夜通しアジカンを聞いていたのも、すごく長くて今思うと恥ずかしいぐらい熱のこもったレポートを当時は流行ってたmixiに書いてたのも覚えてる。
宝物の一枚
アジカン、解散しなくてほんとによかった・・。
残りのライブもちまちまあげて行きます。